「クリフォスの右腕」第2章 登場人物

       

 ラルフ。

 第2の世界・シェリダーに住む15歳の少年。

 被迫害のエウターナ人。

 戦争や自国エウターナの状況を冷静に理解し、カイに全てを正確に教えました。

 普段は大人びて見えますが、いざとなるとまだカイに頼るなど少年っぽいところも残しています。

 作中にはありませんでしたが、ラルフは帽子がアイデンティティなので普段からあまり帽子を脱いだりはしない設定になってます。

 

 ウィニー。

 ラルフと同じくシェリダーの住人。

 エウターナ人の14歳の少女。

 迫害を避けるために帽子を深くかぶり、女の子らしい目立つ服も着ないように心掛けてます。

 自分達を守るために死んだ兄のような存在の人を思い、他人に冷たく当たるようになってしまっていました。

 そのため本当は誰よりも最初にカイのことを信じたかったのに、逆にきつく接してしまうといったいじらしい一面もあります。

 髪はくせっ毛。これまた設定のみで作中には関連なし。。。

 

 ケイル。

 シェリダーに住む7歳のエウターナ人。

 まだまだ純粋な子供で、死んだ兄によく似たカイにかなり懐いていました。

 戦争や迫害についてはほとんど理解してはいませんが、なんとなく良くない雰囲気であることは分かっています。

 小さいけれども、カイとの別れのシーンを思うと結構人間が出来上がっているようで、末恐ろしい子供であります(笑)

 

 アルマ。

 エウターナへの迫害を中心に行っていた国・リトリアに住む軍人。

 シェリダーの根源に近い場所にいた人物ですが、アルマ自体は超絶いい人。

 投獄されていたカイに話しかけたり、その後カイが世界の姿を対峙する際にもお膳立てするといった陰の立役者です。

 子供の頃にエウターナの鉱山に住んでいた為、エウターナ民族に対して融和的。

 

 その後のリトリアを担う重要なオジサマです。